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【FX】ボリンジャーバンドの「標準偏差」とは?【1σ、2σ、3σの意味】

お疲れ様です。アッポーです。

 

チャートでのテクニカル分析として、とても人気のある「ボリンジャーバンド」。

 

ボリンジャーバンドを使っておけば間違いはない!

といったうたい文句も見かけたことがあるのではないでしょうか?

 

真ん中の線の周りには何本もの線が張り巡らされていて、だいたいのローソク足はその線の中で動きますよね。

でも、そもそもこの線はどう決まっているのか?なぜ、ローソク足が線の中でおさまりやすいのか?

今回は、その線を決めている「標準偏差」というものについて、わかりやすく解説していきます。

 

ボリンジャーバンドについての基礎知識

 

では、まずボリンジャーバンドについて簡単に解説していきます。

 

ボリンジャーバンドとは?

 

ボリンジャーバンドとは、アメリカの金融アナリストであるジョン・ボリンジャーが1980年代に開発したテクニカルのことです。

ジョン・ボリンジャーが初めて一般に対してボリンジャーバンドを紹介した時、実はまだ名前がなく、名前は何かと質問されてとっさに答えた名前が「ボリンジャーバンド」だったのです。

ジョン・ボリンジャー自身も、まさかその後に移動平均線と肩を並べる世界的に最も有名なテクニカルの一つになるとは思いもしなかったでしょう。(笑)

 

ボリンジャーバンドを隅から隅まで知りたい!」という方には、下の本をおすすめします。

 
 
 

ボリンジャーバンドの基本的な形

では、次にボリンジャーバンドをチャートに表示して解説します。

上の画像をご覧ください。

 

ど真ん中の赤い線が、ミドルバンドと呼ばれる移動平均線です。

期間は、20〜25を選択することが望ましいとされています。

ジョン・ボリンジャーが定める基本設定は、

・期間は20
・±2σ(シグマ)を表示させる
 
となっています。
 
ジョン・ボリンジャー本人がそう言っているので、もちろんこの設定の人が大半です。
 
つまり、この設定がチャートで意識されやすいと言えますね。
 
 
 
 
 
そして、今回の記事で詳しく説明するのが、「標準偏差(通称:シグマ)」と呼ばれる移動平均線の上下にある線です。
 
「そもそもこの線は何なのか?」
 
「この線はどのように決まっているのか?」
 
をこれから説明していきます!
 
 
 

標準偏差とは?

 

それでは、標準偏差について解説していきます。

ここから少しむずかしくなりますが、なるべくわかりやすく説明していきますね。

 

標準偏差とは、「分散を平方根にとって計算する値」のことです。

式に表すと、

標準偏差=√分散

となります。

 

???ですよね。笑

 

今から、テストの点数を例をあげて説明します。

Aさん・・・70点

Bさん・・・60点

Cさん・・・80点

Dさん・・・90点

Eさん・・・50点

Fさん・・・70点

 

とします。

まず、平均を求めます。

(70+60+80+90+50+70)÷6=70

つまり、この6人の平均は、70点になります。

 

ここから、分散を求めます。分散とは、どれくらい平均からばらついているかを求めるものです。

式を出してしまうとさらにややこしくなるので、ここでは割愛します。笑

知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。

 

では、求めていきます。

{(70-70)の2乗+(70-60)の2乗+(80-70)の2乗+(90-70)の2乗+(70-50)の2乗+(70-70)の2乗}÷6=166.66….なので、四捨五入すると167です。

そして、最後に平方根を求めます。

懐かしの√(ルート)というやつですね。

√167=12.91です。

この「12.91」が、標準偏差です。

つまり、「平均点から±12.91点以内にある程度の人がいる」ということです。

1σ、2σ、3σとは?

それでは、ボリンジャーバンドでよく見るσ(シグマ)とは何のことでしょうか?

σ(シグマ)とは、標準偏差を○倍にしたときに使う記号のことです。

つまり、


1σ=標準偏差×1倍

2σ=標準偏差×2倍

3σ=標準偏差×3倍

 

ということです。

 

ここで、このグラフをご覧ください。

引用:https://ai-trend.jp/basic-study/basic/standard-deviation/

 

先ほどのテストにあてはめると、

1σは、均点から±12.91点以内に68%の人がいる

2σは、平均点から±25.82点以内に95%の人がいる

3σは、均点から±38.73点以内に99.7%の人がいる

という結果になる、ということです。

 

 

最後に、先ほどのチャートをもう一度見ていきましょう。

真ん中の線(ミドルバンド)は、20日単純移動平均線(SMAです。

 

20日単純移動平均線は、20日間の終値の平均を表している線なので、ここからボリンジャーバンドで使用する標準偏差を求めるには、先ほどの「分散」を使います。

 

直近20本のローソク足の終値と平均のばらつきを合計し、それを20で割ることで標準偏差を求めることができます。

そして、その標準偏差20日単純移動平均線から最も近いになっているのです。

2倍すれば3倍すればですね。

 

 

 

最後に

 

お分かりいただけたでしょうか?

少し難しかったかもしれませんが、テクニカルの理解度を高めることはとても大切なことだと思います。

自分のトレードルールはどんな根拠があって、なぜそのルールを使うのか。

しっかり説明できるようにしていきましょう(^^)

 

 

ちなみに、下の記事では私が実際にボリンジャーバンドを使った検証を公開しているので、そちらも合わせてお読みいただければと思います。

https://world-fx-history.com/bollinger-usdjpy

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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